野生の猿たちに襲われた話inサピ島,コタキナバル
読者の皆様へ
いつも記事を読んで下さり、ありがとうございます!!
ようやくコロナによる自粛規制が緩和されましたね。今まで遊べなかった分、沢山遊びましょう!!しかし、いつ第二波がくるかわかりませんので、気を付けましょうね(^^)!!
ぐーたら桃子より
こんにちは。ぐーたら桃子です。
今日は、2019年7月にマレーシアのボルネオ島・コタキナバルから更に船で移動した所にある小さな島 "サピ島" で体験した出来事を書きます。
私はサピ島で野生の猿10匹に1m四方八方囲まれ襲われました。数えてる暇は無かったので実際にはもっと沢山いたかも知れません。
貴重な体験でしたが、トラウマにもなってしまいました。以下、経緯です。
マレーシア・サピ島にて
ボルネオ島にある都市コタキナバルから、船で約15分。
観光客に人気のあるサピ島に到着。
一般的に利用できるビーチは2つ、人が物凄く多いメインのビーチと、知っている人だけが知っている小さなビーチ。ネットで「メインビーチは人が多いから、小さいビーチがおすすめ!」という情報を入手したので、帰り際に行ってみることにしました。
メインビーチから徒歩約10分の距離のため、水着のまま細い林道を抜けます。意外と激しい道のりで、水着姿にビーサンでは少し危険でした。
しかし、無事に目的地へ到着しました!!
狭くてペットボトルなどのゴミが散乱しているビーチですが、人は誰もおらず静かで落ち着くにはいい場所でした。帰りの時間が迫っていたので、少し眺めたあとに元の場所に戻る事に。
すると、ヨーロピアン夫婦に
「猿見なかった?どっか道知らない?」
と話しかけられ、『知らないよ』と返事をし一方通行の来た道を戻る事にしました。ヨーロピアン夫婦も一緒に着いてきました。
すると!!!
目の前に猿が!!
ヨーロピアン夫婦に『猿!猿いたよ!!』と写真を撮りながら話しかけると、
「うん、でも彼ら怒ってるの。」
(・・・え?!)その瞬間、突然木の上や横の林から沢山の猿が現れ、ヨーロピアン夫婦と夫はダッシュ!!私は先頭におり、逃げたら逆にマズイんじゃないかと判断し立ち止まる事にしました。
猿達はシャーシャー威嚇しながら私の半径1m四方を囲みます。
(今走ったら逆に危険かも・・・?!立ち止まって様子を見よう・・・)
猿たちに囲まれながらしばらく佇みますが、猿達の威嚇は収まらないので夫達の元へ行く事にしました。
『calm down....OK?!....(おちついて!)』
猿たちに声をかけながら前後確認しつつ少しずつ後ずさりし、途中パンチされつつも、夫とヨーロピアン夫婦に合流しました。時間外で誰も使っていないジップラインの柵の所に、水着姿で太陽をガンガンに浴びながら落ち着くのを待ちました。
約20分後、静かになったのでメインビーチの方へ戻る事にしました。
途中、遠目で猿と巨大トカゲが喧嘩しているのを発見しましたが、見つからないように海の端を通りなんとか切り抜けることが出来ました。(*巨大トカゲは変なことしなければ襲ってきません。)
無事に逃げ切ることが出来ましたが、途中カメラを取られそうになったり、猿にパンチされた時の引っ掻き傷が足に出来たりと危ない目に合いました。傷はすぐに無くなりましたが、猿が狂犬病を持っていて人に感染したら生死に関わる危険性があるようです
今回は、人が少なくなってきた時間帯に歩き回ったのと、写真を撮ってしまったのが良くなかったようです。大きい声で話しながら歩いていれば、猿も近寄って来ないそうですが、すでにヨーロピアン夫婦が出くわして猿達は警戒していたので、逃げるしか方法が見つからなかったのですが…。
ネットで調べてみても、囲まれたという経験談や対処法が見当たりませんでした。サピ島にいたライフガードの人が「猿に襲われたら大きい声で騒ぐといい」と言っていたので、目を合わせず大声を出すのがいいのかも知れません。(英語がちゃんと聞き取れなかったので多分ですが;) 荷物はしっかり背負うか抱えて奪われないように気を付けないと、油断した隙に取られてしまいます。
日本国内でも、大阪の箕面付近は野生の猿が沢山いるそうですね。なかなか野生の猿と遭遇する事は無いかと思いますが、いくら自分より小さい生き物でも数が多いと恐怖を感じます。
対処法を知っているか知らないかで全然違うので、ぜひ万が一のために知っておくといいと思います!
野生の猿対策まとめ
*聞いた話や経験を元による対策で、確実性はありません!
①写真を撮らない
カメラに興味を持ってしまいます。
②荷物はしっかり持つ
すぐ奪おうとしてきます。力も結構強いです。
③目を合わせない
威嚇させてしまいます。
④遭遇しない
人の存在を気付かせて近寄らせない。
⑤大声を出す
万が一遭遇してしまったら強さをアピールしましょう!